私とインドの365日

2010年からインド・バンガロールにある大学に留学し、2013年に卒業。

インドにいる日本人の数を聞かれて咄嗟に「4千人くらいです」と以前見たデータを思い出して答えたのだが、きっとそれから増えているだろうなぁと思って調べてみた。そしたら、外務省が発表しているデータによると2011年10月時点でインドの在留邦人数というのは5,554人らしい(そろそろ2012年分がさらに出そうな気がするが。そして、届出を出していない人も含めればもっと多くなるのだろうけれど。)前年比で+23.39%であると。この伸び率は凄いな。

参考:外務省「インド在留邦人数」

例えば、インドとよく比較されるBRICs各国や東南アジアの発展途上の状況を調べてみるとこんな感じ。

・中国 140,931人
・ブラジル 56,767人 
・タイ 49,983人
・インドネシア 12,469人
・ベトナム 9,313人
・ロシア 2,326人

とインドは圧倒的に日本人が少ない(いや、ロシアはもっと少ないが…驚き。)無闇矢鱈に増やしたいという訳ではないが、個人的にインドに深く思い入れがある自分としては、もっと多くの日本人がこの地にきて(大企業・ベンチャー・学生問わず)様々な分野で挑戦・活躍して欲しいなぁと思う。


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日本人の友人がインド旅行に来るということで「インド国内のフリーwifiってどうやって探せばいいの?」と聞かれた。私は普段ほどんど外出時にPCを持ち歩かないため、フリーwifiの状況ってあまり詳しくないのだが、とりあえず思いつくこと+ちょっと調べてみたことだけ書いておこうと思う。

まずは、インドのStarbucks的存在なコーヒーショップチェーンの「Cafe Coffee Day(通称CCD)」で無料wifiが使える(ただし通信速度にはむらがあり。店舗によって結構早い・遅いに違いがあるような…)。CCDは公式webサイトによるとインド国内には約1400店舗あるらしいので都市部で見つけるのは結構簡単。携帯用のアプリもあるので、そこからGPSを使って最寄りの店舗を探すことも可能。

それからCCDに比べればずっと店舗数は少ないけれど(インド国内約200店舗)「Barista Lavazza(元Barista Coffee)」でも無料wifiが使えるらしい(ただしこちらお店では試したことはなし。ネットからの情報のみ)。

ただ上記のCCDもBaristaも、無料wifiの提供は比較的最近始めた試みのようなので、もしかしたら店舗によっては(特にあまり都市部でない立地の店舗)では使えないこともあるかも。

それからちょっと思いついことだと、インドの食べログ「Zomato」内で"cafe"、"wifi"などで検索して、底からフィルター機能使ってLocationでソートすれば、wifiが使えるカフェが自分の居場所の近い順で表示してくれるから便利かも(でもそれが携帯でできるくらいならデザリングすればいい話で、フリーwifi探す必要あんまりないかもね…)。あとこの探し方だと、必ずしもそのカフェがwifiを無料で提供しているかはわからない…有料かも。

あとは無料wifiをレストランやロビーで提供しているホテルを事前にエクスペディアで検索しておくとか。

ということで、思いつくのはそんな感じです。他にいい方法があれば教えて下さい。


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以前、元参議院議員の田村耕太郎氏にインタビューをして頂いた時の内容
だが、参考にしたい方もいるかもしれないのでブログにも載せておこうと
思う。

ーー

単に英語習得目的であってお金に余裕があるのであれば、インドよりも
アメリカやイギリスなどを選んだほうがいいと思いますが、インドで将来
働きたい・ビジネスを起こしたいと思うのであればインド人の英語に慣れ
ておくというのは悪くはないと思います。

しかし、そこまでの意志がなくとも「安価で手軽なグローバルキャリア
のファーストステップ」としてのインド留学はありではないかと思うよう
になりました。

そのきっかけは同じ大学内の多くの中国人留学生でした。彼・彼女らは
社会や親・教師から「英語ができなければいい職に就けない」というのを
小さいころから教えこまれてきていますが、アメリカやイギリスなどの
大学で4~5年生活するほど余裕ある家庭出身ではないようです。

中国人のルームメイトが言っていましたが、

「私はインドが好きでここに来たわけじゃない。親に金銭的な負担を
かけずに英語が学べる環境に来ただけ。ここである程度英語力を伸ば
して、大学院はアメリカに行く(→中国でも最終学歴が重要。)アメ
リカ留学も大学院だけの費用だけなら親も了承してくれた。」と。

彼女の話を聞いて、インド英語の訛り云々だけで躊躇するのは勿体無く、
インド留学のデメリットを理解した上でベストの選択と最大限の努力を
する彼女のような日本人が増えるのは間違ってはいない、と思うように
なりました。

確かに英語を習得する、という意味ではインドは最適な場所とは言え
ません。私は高校時代にアメリカへの短期留学を経験しましたが(年齢
を差し引いても)英語の上達スピードという点ではインドの環境は明らか
に劣ります。

しかし、学費や生活費の圧倒的安さや入学のしやすさ(入学試験が
必要でない)というメリットに加え、貧富の差や経済発展のダイナミズム
を感じられる経験や、発展途上国で生活したことによる精神/体力的な強さ
というのは、インド留学の醍醐味と言えるでしょう。

引用元:現代ビジネスwebサイト
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33249
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33305

ーー

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今回はさっくりと書こう。インドで左手が不浄の手とされているのは、
ご存知の人が多いと思うが身体の中では実は「足」も不浄とされている。

なので、もしインド人の靴やサンダル、足を踏んづけてしまったり、
足がインド人の体の一部に触れてしまうようなことがことがあれば、
これは非常に失礼なことにあたるので、謝るのがマナーだ(バスや
鉄道・メトロだと、こういうことがよくある。)

正式な謝り方は胸に右手をあてて頭を下げるのですが、人ごみの中に
いたり荷物を持っていたりする場合は「Sorry」と言って謝るだけでも
大分印象が違うと思う。知り合いに対してだけでなく、他人に対しても
気を使ったほうがよいマナーである。


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インド人が用を足す時には水と左手を使いトイレットペーパーを使わない
というのは周知の事実であるが、それ以外の場面でも紙を使わない・紙以外
のもので代用する、ということが多い。

インドの大学生活が始まってすぐに気がついたことは、先生が授業中に
まったくプリント用紙を配らないことだった。日本ではプリント生徒各自に
配る様な連絡事項は、その情報の書いた用紙1枚をスタッフ1人がキャンパス
のすべてのクラスをまわって口頭で伝えていくという原始的なスタイルを
とっている。これを知った時、

「そんな手のかかること、無駄じゃないかなぁ。それに話を聞き漏らしたり
忘れてしまった場合に、プリントの方が後から参照するのに便利だし、
欠席した周りの生徒にも伝えやすいのに。」

と思ったのだが、よく考えてみれば、紙や印刷が要らないという点で
で圧倒的にエコだし、それらの定期的なコストを積み上げれば、人件費とり
もずっと高くなりそうだなと。人件費の安いここでは特に。聞き漏らす、
欠席してしまって情報を受け取れなかったというのは、ここでは自己責任
ということになるのだろう。

他の例としては、クラス内でテストがあった時に、日本であれば問題の
書かれたプリントを配って生徒が解いて、その用紙を再度先生に提出する
という形式であるが、ここでもテストの問題は先生から直接口頭で伝えられる
ことが多い。なので問題を正確に聞き取る、というところからもうすでに
テストははじまったいるのである。(しかし会計や統計などの言葉で説明
しにくい科目・長文の説明が必要になる科目はプリントを配ることもある。)
回答用紙は自分で持参しているノートを切り取って使用するのだ。

インドでは紙が貴重なので(トイレットペーパーも日本と同じくらいの
値段かそれ以上の場合もある)、日本では一般的な紙のカタログ
ショッピングは流行らないだろうという話を海外滞在歴の長いインド人
ビジネスマンと話していたこともあった。

紙をあまり使わない、というのは不便に感じることもあるが、実際生活して
みると生活に支障がでる訳じゃないし、案外どうってこともないと今は
感じている。(あ、でもトイレットペーパーは使ってるや。)


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インドの教科書のお話。インドの大学では、新学期がはじまると担当
科目の各先生からシラバスに沿った教科書・参考書というのが生徒に
伝えられる。そして購入は大学内の文房具店(日本で言うと生協)か
町の本屋で各自で購入することとなる。(ちなみに希望する生徒のみ
で、図書館から毎回借りてきている人もいるが、半数ぐらいの生徒は
購入していると思う)

さて、その教科書なのだが、困ったことに答えが間違っていることが
とても多い。統計・会計・ファイナンス・税務など、数字を扱った
科目は必ず試験前に問題を沢山解いておく必要があるが、どうやって
も同じ答えが出ないので、友人や先生に聞きに行ってみると
「あ、これ答え違うね」ということが頻繁におこる。

はじめは自分の答えが間違っているものだと思い(普通はそうだろう、
答えが間違っているなんて、日本の教科書ではそうそう無いのだから)
何時間もかけて理解しようとしていた。問題の答えが間違っている
のなら、中には公式が間違っているものもある。これにはさすがに
笑ってしまった。

なので、教科書や参考書を使う時には、必ず1冊だけではなく数冊
利用して、教科書の公式や答えを常に疑いながら、勉強していく必要
がある。

それから小さなことではあるが、英語のグラマーがおかしかったり
スペリングミスというのも多い(英語が苦手な私でさえ気づくという
ことは、実際の間違いはもっと沢山あるのだろう)。

それから印刷の質があまりよくないので、よく「真っ白なページ」
「文字が二重に重なって読めないページ」「虫が一緒に印刷され
影が映しだされているページ」などあるので、購入の際には、中身の
確認が必要だったりする。

ということで、教科書一つとっても、突っ込みどころがあって
面白いインドなのである。


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何度も書いたように、私は大学の寮に住んでいる。そして寮には掃除の
オバさん達がいて、生徒達はトイレやバスルームはもちろん自分の部屋
さえ自分達で掃除することはない(個人で掃除することもあるだろうが
皆が掃除をしなくてはいけない、ということはない。)

掃除のオバさん達は年齢的には30代前半から40代後半くらいの人が
多いと思う。見た目的にはもう少し歳をとっているように見えるけれど
痩せた人が多いので実際はこのくらいの年代だと思う。役割分担をして
いて、1人が1日1フロアを担当しているようだ。

毎朝オバさん達は生徒の部屋をまわり、掃除にやってくる。毎日一回だ。
オバさん達は英語が話せないのでコミュニケーションをとることは、
残念ながらほぼないのだが(私が現地語で二言三言話しても、それくら
いだ)ニコニコして愛想のよい人が多い。いつも「朝ごはんは食べたか」
と決まり文句を言ってくる。そしていつも「もう食べたよ」と言う。

オバさん達は掃除をするのが仕事なのにサリーを着ていて、やりづらく
ないのかなぁ、というのがはじめの印象だった。トイレやバスルームを
洗う時には、バケツを運んで水をかけたり、しゃがみこんでタワシみた
いな物でタイルをゴシゴシ磨かなきゃいけないのに、サリーを着ている
のはとても不便そう、とサリーを着たことがない当時の私は思った。

それから意外だったのが、インド人生徒達と掃除のオバさん達のコミュ
ニケーションだった。インド人生徒達は掃除のオバさん達よりずっと
よいカーストのはずなので、もっとぞんざいな口のきき方をしたり、
礼を欠いた酷い対応をしたりするのではないかと勝手なイメージを持って
いた(今考えると酷い思い込みだ)。

しかしそんなことを生徒達の態度は、これまでたった一度たりとも見た
ことがなく、逆に生徒側から笑顔で話しかけている場面を多くみている。
よい意味で想像していたことと違った。そして、カーストの知識を事前
に仕入れ、そういう想像をしていた自分を恥ずかしく思う。


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