私とインドの365日

2010年からインド・バンガロールにある大学に留学し、2013年に卒業。

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(↑モール内の写真。2枚目はモール内のゲームセンター。すごく混んでいた)

日本人の自分から見ると、インドはとても娯楽施設が少ないと感じる。
もちろんクリケットや映画(ボリウッド)はインドは国民の一大エンター
テインメントだし、都市部に限って言えばレストランやショッピング
モール(そしてその中にあるゲームセンター)などはすでに多く存在
する。

そしてまだ母数は非常に少ないし始まったばかりという感じではあるが、
カラオケ・ボーリング・アイススケートなども一応はある(私はまだお目に
かかったことはない)。けれどこれらは一部のお金持ちインド人(特にNRI)
や外国人が行くような感じで、庶民の娯楽というには程遠いのではないか。

私の周りの学生たち(特に女子)が、普段休日に何をしているかというと
買い物と外食。買い物はショッピングモールにも行くがこちらはウインドー
ショッピング中心で(本当にインド人の若者はモールでウインドーショッピ
ングするのが大好きである。そのためだけにすごくお洒落していく)、実際
に商品を買うのは地元の安くて広いマーケット広場という感じである。
モールでブランド服を買うこともあるが、毎回ではないという感じ(モール
のブランド服しか着ない子も中にはいるが、それはまだ少数)。

外食はマクドナルド、KFC(ケンタッキー)、サブウェイ、ドミノ・ピザが
人気であるように思う。インド料理のレストラン・大衆食堂よりもせっかく
町まで出てきたのだから…ということでファーストフードチェーン店を選ぶ
ことが多い。ファーストフードの方がインドの若者にとってはまだ特別で
楽しみなことのようだ。ちなみに個人的な感覚ではインド人のケンタッキー
チキンの愛し方は並々ならぬものと感じる。

そういえば、友人達を見ていると映画を映画館に見に行く頻度は思ったより
も少ない。皆、月に1~2回くらいではないだろうか。もっと多いのではと
予想していたので少し驚いた。しかし道端で売っているコピー製品を買った
り、ネットから無料でダウンロードしたり、それらのデータを友人達で交換
し合ったりしているので、映画のデータは大量に皆保持している。そして
毎日のように自分のPCで映画を見ているので、映画を日々の娯楽としている
ことには代わりはないのだが。

この国が経済成長していく中で人々の娯楽がどのように変化していくのか
楽しみだ。


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私の大学と寮のネット環境の話を書こうと思う。私の大学では、学生は
主に大学内の無料wifiを皆が自由に使っている。wifiは大学側でプロキシ
設定されている上、使用には学生番号と自分が設定した個別パスワードが
必要となってくるので、外部の人が自由に使えるという訳ではない。

通信速度は残念ながら遅い。あまりに遅すぎて、アクセスできない時間帯の
方が1日で長いくらいだ。ただ回線の混み具合によって通信速度は変わる
ので、人があまりネットを使用しない時間帯(深夜2時から朝の8時くらい
まで)であれば問題なくブラウジングは可能。

そして、Facebook・TwitterなどのSNS・YouTubeなどの動画サイト全般が
アクセス禁止になっている。それから何かのキーワードでブロックしている
のか、見られないサイトやブログも多い。しかし最近は生徒側からの改善
要望が多かったようで(苦情かもしれないが)大学の始業から終業時刻
(朝9時~夕方19時まで)以外であればアクセスできるようになったよう
だ(ただし今後また方針が変わるかもしれない)。

授業中にPCを日常的に教室で使用している人(授業のノートをとるなど)
はほぼ皆無である。

プレゼンをする授業の時にプロジェクターとパソコンを繋いでPowerPointを
使用するくらいであればあるが。
インドの大学ではwifi環境がある大学はまだごく一部のようなので、
通信速度が遅くとも使えるだけましかもしれない。

寮に住んでいない学生で、下宿先でネットを使いたい場合は、PCへデザ
リング可能なスマホを利用するか、USB型のネット接続モデムを購入して
使用している学生が多く、有線のブロードバンドはかなり少数よう。

追記:と下書きで以前書いたが、この数週間は寮内のwifiがまったく使えない
状態になってしまい大変不便な状況…。


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他の大学ではあまり聞かないが、実は私の大学には監視カメラがキャンパス
内の至る所にこっそり仕掛けられている。最初は私もそれに気づかなかった
のだが、友人達に言われて注意深く辺りを見回してみると、こんなところに
あったのかというところに設置されていることが少なくない。

さて、この監視カメラの目的だが「キャンパス内の風紀を見出さないため」
であるかと想像している。

ある日、インド人の友人カップルがキャンパス内のベンチで二人っきり
話してて、周りに人もいなかったのでこっそり「手を繋いだ」らしい
のだが、すると警備員が飛んできて、彼女の方は(まだ外は明るいのにも
かかわらず)今すぐ寮に帰りなさいと言われ、彼氏の方はオフィスに呼び
出され「一体あそこで何をしていたんだ!」と怒鳴られたそうである。

キャンパス内で手を繋いでいただけで、こんなおおごとになるとは思って
いなかったので、この話を聞いた時にはビックリした覚えがある。

しかしこの監視カメラ以外にも、教室や図書館では男女が別々に座り、
男女二人組なことなどほとんどないので、そんなものかとも思った。

聞いたところ別の大学では教室どころか、北の階段は男子・南の階段は女子
と決め、ほぼ男女の関わりを持たせないようにするところもあるらしい。
さすがにそれはやり過ぎな気がするが、欧米の大学のようにキャンパスの
至る所でカップルがキャッキャウフフしているのを見るよりは私はこちらの
方がいいと思ってしまった。


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今回はさっくり思いついたことを。「大学の休校もしくは授業の休講
情報の仕入れ方」という話。

日本の大学に通っていた時、大学の休校情報というのは、年度始めに
もらう学生手帳の年間スケジュール表を見ればよかった。つまり数ヶ月
前から知ることができた。

そして休講情報は、大学側から用意されている学生向けのwebページに
アクセスすることで数日から前日までには確認できたように思う。

さて、インドの大学の「休校もしくは授業の休講情報の仕入れ方」であるが
それは…、ない。行って確かめるしかない。

キャンパスの門まで来て、門が開いていないから休校、クラスまで来て
先生が来ないから休講、というのがここでは共通の認識になっている。

まぁ、祭日・国民の祝日であれば休日になる可能性は高いのだが、それでも
公式に大学側から事前共有するようなアナウンスはないので、自分から
確認しにオフィスまで確認しにいく必要がある。そして先生が「明日は休校」
と言っていても、なぜかオフィス側は「明日は休校じゃありません」と
言う不思議な自体が起こることもあるので、やはり最終的には当日に来て
確かめるのが一番となっている。


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インドと中国は、今後急発展する国としてよく比べられる。インドに
来る前、私は中国に行ったことがあり、中国の経済発展の場を目の
当たりし驚いたことがある。そしてインドでもそういう印象を得る
のだろうと思っていた。

が、しかし思い描いていたものとは随分様子が違っていた。私はインド
の大都市の一つであるバンガロールに身をおいているのだが、確かに
インドで生活をし始めた2年半前の当時と比べると、随分街は変わって
きている。当時はまだ市内にメトロはなかったし、辺鄙な場所にある
大学の周りに2年半前はこれだけのスーパーやモールはなかった。

しかし(中国と比べていたせいもあるかもしれないが)建築スピード
が遅い。非常に遅い。もっと工業団地とか、高速道路とか、高架鉄道
とかどんどん建てられていくイメージがあったが、素人目から見ても
遅すぎると感じる。聞いたところによると、メトロは完成予定時期
から3年遅れて完成し、しかもたったの5駅分の区間しかまだ運行を
開始していない。少数の住民の声を無視できない民主主義の弊害な
のか、インド人労働者の生産スピードの問題なのか、両方なのか…。
凄まじいスピードで、一気に成長していく中国とは随分と異なる。

ただ例えそうだとしても、バブルを知らない、失われた10年(もう
すでに20年?)を寂れた田舎で物心から過ごしてきた私にとっては
インドにいることはエキサイティングなことに変わりはない。建設
スピードが遅いと言っても、経済の変化を身を持って実感できるの
は素晴らしい経験だと思っている。「高度成長期」という言葉を
教科書ではなく目で見て感じる。ラッキーだと思う。


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インドに学生として生活していて、嬉しかったこともあればがっかり
したこともある。がっかりした、という点で思いつくことの1つが
「インドの学生はよくカンニングする」ということだ。

私の大学の学生レベルが低いのかと最初は思い、日本人の留学仲間にも
ヒアリングしてみたのだが、どうやら多かれ少なかれ皆同じような体験が
あるようで。

カンニングの流れとしては、以下のような感じ。

・先生がテストの問題を口頭で説明する。
・問題を生徒が解答用紙(というかノートの切れ端)に書く。
・問題の答えがわからない生徒が、周りの生徒の回答を覗く。もしくは
 話し合いをはじめる。

カンニングのテクニックなんて何もない。直球なカンニング方法。

しかし、だ。カンニングしている生徒は、カンニングしている行為自体
に引け目や罪悪感をもっていないようだ。先生の目を気にしていない。

ただもっと困るのは、そういうカンニングする生徒を気にしない先生も
いることだ。確かに怒る先生が大半だが、形式上怒るという感じで、強制的
に止めさせるという感じではない。ただ一番困るのは少数派ではあるが、
カンニングを気にしない先生である。そういう先生に限ってテストの時間中
に携帯電話を取り出して自分は楽しく話し始めたり、テスト時間中にどこか
にふらっと消えてしまったりする。

さすがにクラス内での小テストはこういったことが多いが、落第がかかって
くる期末試験では真面目に取り組む生徒が大半。先生もカンニングに対して
厳しくなる。しかしそれでもゼロではない。生徒たちは何とも思っていない
し、習慣化しているので悪気がある訳ではないのかもしれないが、正直な所
この点にはとてもガッカリした。

ーー

インドの好きな部分もいっぱいあるが、嫌だなぁと思うことについても
書き記しておいた方がいいと思うので今回はこのように書いてみた。
インドを無条件に讚美するだけの偏ったブログにはしたくないので…。


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インド英語は、国際的に聞き取りが難しいと言われる。私もインドに
来る前は「聞き取りができなかったらどうしよう」と心配したものだが
それは杞憂に終わった。

正直これは慣れで片付く問題だと思う。私はインド生活三年目だが、偶に
インド人以外の英語にふれる機会があると、インド英語の方が圧倒的に
わかりやすいと感じるくらいだ(それがいいかどうかはさておき。)

しかし「慣れ」という点を抜きにしても、インド英語は言われるほど
聞き取りは難しくないと思う。というのも、日本語と同じく抑揚が少なく、
個々のスペルをはっきりと発音する(カタカナ英語のように)ので、
日本人には意外とつかみ易いのはないかと感じている。

ただ説明に書き加えるとすれば、「インド英語はこうだ!」とひとくくりに
できない部分があると感じる。同じインド人と言っても、発音が比較的
クリアで日本語の音にちかいヒンディー語を母語とするインド人の英語は
比較的聞き取りやすく、舌を使い単語が繋がって聞こえるマリヤーラム語を
母語とするインド人の英語は聞き取りにくいと感じるからだ。つまりインド
人が何を母語にしているかという要素で、聞き取りのしやすさ・しにくさは
まったく異なってくると言える。あと年代によってもかなり異なる(もち
ろん若い人の英語の方が発音も文法もよい)。

ちなみにインド英語の聞き取りに関しては、こういった本も出版されて
いるようだ。

インド英語のリスニング(CD付) (CD BOOK)インド英語のリスニング(CD付) (CD BOOK)
著者:榎木薗 鉄也
販売元:研究社
(2012-08-25)
販売元:Amazon.co.jp


インド人にしか伝わらない英単語というのも色々あるのだが、とりあえず
重要なのは「10万をlakh、1000万をcrore」という言葉で、はじめはこれだけ
覚えておければビジネスなどでは最低限困らないのではないかと。
(ちなみに10万は100,000 ではなく 1,00,000 と、1000万は 10,000,000
ではなく、1,00,00,000 というコンマの打ち方をします。)

その他、インド英語と独特な意味をもつ英単語をもっと知りたいという場合
には以下のようなサイトもあるので参考まで。(ただし英語表記)

「Indian Englishのwikiページ」
http://en.wikipedia.org/wiki/Indian_English

「Dictionary of Indian English」
http://www.vsubhash.com/Dictionary_Of_Indian_English.asp


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