私とインドの365日

2010年からインド・バンガロールにある大学に留学し、2013年に卒業。

2013年02月

以前、元参議院議員の田村耕太郎氏にインタビューをして頂いた時の内容
だが、参考にしたい方もいるかもしれないのでブログにも載せておこうと
思う。

ーー

単に英語習得目的であってお金に余裕があるのであれば、インドよりも
アメリカやイギリスなどを選んだほうがいいと思いますが、インドで将来
働きたい・ビジネスを起こしたいと思うのであればインド人の英語に慣れ
ておくというのは悪くはないと思います。

しかし、そこまでの意志がなくとも「安価で手軽なグローバルキャリア
のファーストステップ」としてのインド留学はありではないかと思うよう
になりました。

そのきっかけは同じ大学内の多くの中国人留学生でした。彼・彼女らは
社会や親・教師から「英語ができなければいい職に就けない」というのを
小さいころから教えこまれてきていますが、アメリカやイギリスなどの
大学で4~5年生活するほど余裕ある家庭出身ではないようです。

中国人のルームメイトが言っていましたが、

「私はインドが好きでここに来たわけじゃない。親に金銭的な負担を
かけずに英語が学べる環境に来ただけ。ここである程度英語力を伸ば
して、大学院はアメリカに行く(→中国でも最終学歴が重要。)アメ
リカ留学も大学院だけの費用だけなら親も了承してくれた。」と。

彼女の話を聞いて、インド英語の訛り云々だけで躊躇するのは勿体無く、
インド留学のデメリットを理解した上でベストの選択と最大限の努力を
する彼女のような日本人が増えるのは間違ってはいない、と思うように
なりました。

確かに英語を習得する、という意味ではインドは最適な場所とは言え
ません。私は高校時代にアメリカへの短期留学を経験しましたが(年齢
を差し引いても)英語の上達スピードという点ではインドの環境は明らか
に劣ります。

しかし、学費や生活費の圧倒的安さや入学のしやすさ(入学試験が
必要でない)というメリットに加え、貧富の差や経済発展のダイナミズム
を感じられる経験や、発展途上国で生活したことによる精神/体力的な強さ
というのは、インド留学の醍醐味と言えるでしょう。

引用元:現代ビジネスwebサイト
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33249
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33305

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今回はさっくりと書こう。インドで左手が不浄の手とされているのは、
ご存知の人が多いと思うが身体の中では実は「足」も不浄とされている。

なので、もしインド人の靴やサンダル、足を踏んづけてしまったり、
足がインド人の体の一部に触れてしまうようなことがことがあれば、
これは非常に失礼なことにあたるので、謝るのがマナーだ(バスや
鉄道・メトロだと、こういうことがよくある。)

正式な謝り方は胸に右手をあてて頭を下げるのですが、人ごみの中に
いたり荷物を持っていたりする場合は「Sorry」と言って謝るだけでも
大分印象が違うと思う。知り合いに対してだけでなく、他人に対しても
気を使ったほうがよいマナーである。


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インド人が用を足す時には水と左手を使いトイレットペーパーを使わない
というのは周知の事実であるが、それ以外の場面でも紙を使わない・紙以外
のもので代用する、ということが多い。

インドの大学生活が始まってすぐに気がついたことは、先生が授業中に
まったくプリント用紙を配らないことだった。日本ではプリント生徒各自に
配る様な連絡事項は、その情報の書いた用紙1枚をスタッフ1人がキャンパス
のすべてのクラスをまわって口頭で伝えていくという原始的なスタイルを
とっている。これを知った時、

「そんな手のかかること、無駄じゃないかなぁ。それに話を聞き漏らしたり
忘れてしまった場合に、プリントの方が後から参照するのに便利だし、
欠席した周りの生徒にも伝えやすいのに。」

と思ったのだが、よく考えてみれば、紙や印刷が要らないという点で
で圧倒的にエコだし、それらの定期的なコストを積み上げれば、人件費とり
もずっと高くなりそうだなと。人件費の安いここでは特に。聞き漏らす、
欠席してしまって情報を受け取れなかったというのは、ここでは自己責任
ということになるのだろう。

他の例としては、クラス内でテストがあった時に、日本であれば問題の
書かれたプリントを配って生徒が解いて、その用紙を再度先生に提出する
という形式であるが、ここでもテストの問題は先生から直接口頭で伝えられる
ことが多い。なので問題を正確に聞き取る、というところからもうすでに
テストははじまったいるのである。(しかし会計や統計などの言葉で説明
しにくい科目・長文の説明が必要になる科目はプリントを配ることもある。)
回答用紙は自分で持参しているノートを切り取って使用するのだ。

インドでは紙が貴重なので(トイレットペーパーも日本と同じくらいの
値段かそれ以上の場合もある)、日本では一般的な紙のカタログ
ショッピングは流行らないだろうという話を海外滞在歴の長いインド人
ビジネスマンと話していたこともあった。

紙をあまり使わない、というのは不便に感じることもあるが、実際生活して
みると生活に支障がでる訳じゃないし、案外どうってこともないと今は
感じている。(あ、でもトイレットペーパーは使ってるや。)


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インドの教科書のお話。インドの大学では、新学期がはじまると担当
科目の各先生からシラバスに沿った教科書・参考書というのが生徒に
伝えられる。そして購入は大学内の文房具店(日本で言うと生協)か
町の本屋で各自で購入することとなる。(ちなみに希望する生徒のみ
で、図書館から毎回借りてきている人もいるが、半数ぐらいの生徒は
購入していると思う)

さて、その教科書なのだが、困ったことに答えが間違っていることが
とても多い。統計・会計・ファイナンス・税務など、数字を扱った
科目は必ず試験前に問題を沢山解いておく必要があるが、どうやって
も同じ答えが出ないので、友人や先生に聞きに行ってみると
「あ、これ答え違うね」ということが頻繁におこる。

はじめは自分の答えが間違っているものだと思い(普通はそうだろう、
答えが間違っているなんて、日本の教科書ではそうそう無いのだから)
何時間もかけて理解しようとしていた。問題の答えが間違っている
のなら、中には公式が間違っているものもある。これにはさすがに
笑ってしまった。

なので、教科書や参考書を使う時には、必ず1冊だけではなく数冊
利用して、教科書の公式や答えを常に疑いながら、勉強していく必要
がある。

それから小さなことではあるが、英語のグラマーがおかしかったり
スペリングミスというのも多い(英語が苦手な私でさえ気づくという
ことは、実際の間違いはもっと沢山あるのだろう)。

それから印刷の質があまりよくないので、よく「真っ白なページ」
「文字が二重に重なって読めないページ」「虫が一緒に印刷され
影が映しだされているページ」などあるので、購入の際には、中身の
確認が必要だったりする。

ということで、教科書一つとっても、突っ込みどころがあって
面白いインドなのである。


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何度も書いたように、私は大学の寮に住んでいる。そして寮には掃除の
オバさん達がいて、生徒達はトイレやバスルームはもちろん自分の部屋
さえ自分達で掃除することはない(個人で掃除することもあるだろうが
皆が掃除をしなくてはいけない、ということはない。)

掃除のオバさん達は年齢的には30代前半から40代後半くらいの人が
多いと思う。見た目的にはもう少し歳をとっているように見えるけれど
痩せた人が多いので実際はこのくらいの年代だと思う。役割分担をして
いて、1人が1日1フロアを担当しているようだ。

毎朝オバさん達は生徒の部屋をまわり、掃除にやってくる。毎日一回だ。
オバさん達は英語が話せないのでコミュニケーションをとることは、
残念ながらほぼないのだが(私が現地語で二言三言話しても、それくら
いだ)ニコニコして愛想のよい人が多い。いつも「朝ごはんは食べたか」
と決まり文句を言ってくる。そしていつも「もう食べたよ」と言う。

オバさん達は掃除をするのが仕事なのにサリーを着ていて、やりづらく
ないのかなぁ、というのがはじめの印象だった。トイレやバスルームを
洗う時には、バケツを運んで水をかけたり、しゃがみこんでタワシみた
いな物でタイルをゴシゴシ磨かなきゃいけないのに、サリーを着ている
のはとても不便そう、とサリーを着たことがない当時の私は思った。

それから意外だったのが、インド人生徒達と掃除のオバさん達のコミュ
ニケーションだった。インド人生徒達は掃除のオバさん達よりずっと
よいカーストのはずなので、もっとぞんざいな口のきき方をしたり、
礼を欠いた酷い対応をしたりするのではないかと勝手なイメージを持って
いた(今考えると酷い思い込みだ)。

しかしそんなことを生徒達の態度は、これまでたった一度たりとも見た
ことがなく、逆に生徒側から笑顔で話しかけている場面を多くみている。
よい意味で想像していたことと違った。そして、カーストの知識を事前
に仕入れ、そういう想像をしていた自分を恥ずかしく思う。


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P1040142

P1040144

(↑モール内の写真。2枚目はモール内のゲームセンター。すごく混んでいた)

日本人の自分から見ると、インドはとても娯楽施設が少ないと感じる。
もちろんクリケットや映画(ボリウッド)はインドは国民の一大エンター
テインメントだし、都市部に限って言えばレストランやショッピング
モール(そしてその中にあるゲームセンター)などはすでに多く存在
する。

そしてまだ母数は非常に少ないし始まったばかりという感じではあるが、
カラオケ・ボーリング・アイススケートなども一応はある(私はまだお目に
かかったことはない)。けれどこれらは一部のお金持ちインド人(特にNRI)
や外国人が行くような感じで、庶民の娯楽というには程遠いのではないか。

私の周りの学生たち(特に女子)が、普段休日に何をしているかというと
買い物と外食。買い物はショッピングモールにも行くがこちらはウインドー
ショッピング中心で(本当にインド人の若者はモールでウインドーショッピ
ングするのが大好きである。そのためだけにすごくお洒落していく)、実際
に商品を買うのは地元の安くて広いマーケット広場という感じである。
モールでブランド服を買うこともあるが、毎回ではないという感じ(モール
のブランド服しか着ない子も中にはいるが、それはまだ少数)。

外食はマクドナルド、KFC(ケンタッキー)、サブウェイ、ドミノ・ピザが
人気であるように思う。インド料理のレストラン・大衆食堂よりもせっかく
町まで出てきたのだから…ということでファーストフードチェーン店を選ぶ
ことが多い。ファーストフードの方がインドの若者にとってはまだ特別で
楽しみなことのようだ。ちなみに個人的な感覚ではインド人のケンタッキー
チキンの愛し方は並々ならぬものと感じる。

そういえば、友人達を見ていると映画を映画館に見に行く頻度は思ったより
も少ない。皆、月に1~2回くらいではないだろうか。もっと多いのではと
予想していたので少し驚いた。しかし道端で売っているコピー製品を買った
り、ネットから無料でダウンロードしたり、それらのデータを友人達で交換
し合ったりしているので、映画のデータは大量に皆保持している。そして
毎日のように自分のPCで映画を見ているので、映画を日々の娯楽としている
ことには代わりはないのだが。

この国が経済成長していく中で人々の娯楽がどのように変化していくのか
楽しみだ。


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私の大学と寮のネット環境の話を書こうと思う。私の大学では、学生は
主に大学内の無料wifiを皆が自由に使っている。wifiは大学側でプロキシ
設定されている上、使用には学生番号と自分が設定した個別パスワードが
必要となってくるので、外部の人が自由に使えるという訳ではない。

通信速度は残念ながら遅い。あまりに遅すぎて、アクセスできない時間帯の
方が1日で長いくらいだ。ただ回線の混み具合によって通信速度は変わる
ので、人があまりネットを使用しない時間帯(深夜2時から朝の8時くらい
まで)であれば問題なくブラウジングは可能。

そして、Facebook・TwitterなどのSNS・YouTubeなどの動画サイト全般が
アクセス禁止になっている。それから何かのキーワードでブロックしている
のか、見られないサイトやブログも多い。しかし最近は生徒側からの改善
要望が多かったようで(苦情かもしれないが)大学の始業から終業時刻
(朝9時~夕方19時まで)以外であればアクセスできるようになったよう
だ(ただし今後また方針が変わるかもしれない)。

授業中にPCを日常的に教室で使用している人(授業のノートをとるなど)
はほぼ皆無である。

プレゼンをする授業の時にプロジェクターとパソコンを繋いでPowerPointを
使用するくらいであればあるが。
インドの大学ではwifi環境がある大学はまだごく一部のようなので、
通信速度が遅くとも使えるだけましかもしれない。

寮に住んでいない学生で、下宿先でネットを使いたい場合は、PCへデザ
リング可能なスマホを利用するか、USB型のネット接続モデムを購入して
使用している学生が多く、有線のブロードバンドはかなり少数よう。

追記:と下書きで以前書いたが、この数週間は寮内のwifiがまったく使えない
状態になってしまい大変不便な状況…。


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