私とインドの365日

2010年からインド・バンガロールにある大学に留学し、2013年に卒業。

カテゴリ:旅行


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只今試験期間中…、しかも今回がインドの学生生活最後の試験ということで、中々ブログを書く時間がとれないのだが、今回も写真を中心にさくっと書くよっと。

少し前にバンガロール市街地から約60kmほど(バスで約1時間半)で行けるナンディーヒルズ(Nandi Hills)に行って来た。大学の友人+αでミニバスを貸しきって。あまり期待して行かなかったというのもあるけれど、想像以上によい場所だった!(観光名所が全然ないバンガロールなのに!前から知っていれば日本人の友人が遊びに来てくれた時に連れて行ったのになぁ。)

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↑朝日を見たのだが、これがすごくお薦め。丘の頂上までバスや車で登れるので、まったく疲れない。しかし実は到着する前に一悶着が。予定の時間を一時間超えても予約した車が到着しなかった!電話したらお決まりの「アイムカミング!2ミニッツ!」と言われたけれど、明らかに今起きた声(笑)。それから40分後にちゃんと来て、朝日も登り切る前に拝めたのでまあいいけれど。

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↑朝日が上り終わると、雲で隠れていた下の景色がゆっくり顔を覗かせる。これがとっても綺麗!真正面に見える、別の丘の頂上が雲から少しだけ見え隠れしていてラピュタみたい。

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↑もう少し全体が見えてきた所。バンガロールは大気汚染が酷いけれど、ここは本当に空気が澄んでいて「空気が美味しい」とはこういうことを言うのか!と思ったり。この時期は冬だったので、丘の上はとても冷えた。しかし私が靴下2枚、セーターにジャケットを着て震えている横でインド人の友人はサンダルにTシャツだった!恐るべし。

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↑上の写真とは関係ないが、丘の上には有料と無料のトイレがある(それほどこの2箇所は離れていない)。しかし激しく有料の方をお勧めする。有料のトイレがあることを知らずに、始め無料のトイレに行ってしまったが、これまで人生で経験したトイレの中でぶっちぎりナンバーワンの汚さだった…。有料の方は確か一回数ルピーだったかと。こちらは清掃が行き届いていて天国だった(しかしそれでも個室にそれぞれドアはついていないので注意。もちろんトイレ自体で男女は別だが)。

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↑バンガロール市街地はどこもかしこも人や建物が集まりゴミゴミした感じがするが、この丘の周りはまだそこまで開発が進んでいるという感じでなく緑も見え、ほっとする景色が広がる。

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↑写真は撮り忘れたのだが、少しだけ歩いた先に、ヒンドゥーの小さなお寺があったり、木の遊具がある公園があったりもする。遅めの朝食は持参して皆で食べた。家族連れだとより楽しめるだろうなぁ。丘の上はしっかり清掃されており、ここはインドか!?と思うほど綺麗。あ、でも野猿に注意。私の友人はバナナ食べようとバッグから取り出した瞬間取られていた。

Nandi Hills に関する詳しい情報はこちらから。開場時間、入場料金、地図などの情報あり。バンガロールに住んでいる人は是非行ってみるとよいかと(その際は是非朝日を見に行って!)


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前回「ケララ州のガバメントスクールを訪問した際のお話」を書いた、今回はその続きで写真を中心に紹介。

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↑友人のお母さん(先生)に案内されながらクラスをこんな感じでまわっていた。

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↑インド人の子どもたち、目がくりっとしていて本当に可愛い。

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↑人数に教室の大きさが合ってない気が…。女子校なので女生徒のみです。

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↑実は日本語の歌を生徒さん達の前で歌ったのですが、そこでこの笑顔。ジーンとした。

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↑校内には井戸があった。そういえばインドの田舎の学校にはトイレがない所が多いらしいが、チェックするの忘れていたなぁ。

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↑校内にこういう場所があって、この女性が何百人もの生徒の給食を一人で作っていた。薪を使っていました。

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↑そして給食の時間になるとこうなる。ちなみにお弁当持ってきている子達もいた(給食はタダだけれど、嫌ならお弁当持ってきていいよ、という感じらしい)。

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↑…で、これが上で配られていた給食…。うーん、味は正直美味しくないです。毎日メニューはほぼ変わらないらしい。

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↑これは学校とは関係ないけれど、(ケララ州に移動中で見かけた)インドの駅でよく見かける光景(プラットホームから降りて、線路を歩いて反対側のプラットホームに移動中な若者)。私もチケット販売所を駅で探していて駅員さんに聞いたら「反対側のホームにあるよ」と言われ歩道橋面倒だなぁと思っていたら「プラットホーム降りて線路渡ればすぐだよ」と促された…えっとあなた駅員さんだよね?笑…ということで初めてホーム降りて線路を渡ってしまった。

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↑こんな感じの電車に乗って行った。心配していたトイレは思ったより綺麗だった。…何故なら、穴が空いているだけの外へ垂れ流し方式だったので、汚い物や匂いは電車内に溜まらないようになっていたから!わーわー

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↑バンガロールでもたまに見かけるけれど、ケララ州ではもっと風景に馴染んでいた。

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↑牛とかバッファローとか山羊とか犬とか猿とか、色々歩いてた。信号も標識もないけれど、ここではこういうことがあるのでスピードは出せない。のんびり。


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随分前のことだが、カルナタカ州のお隣のケララ州に行くことがあった。上の写真はケララ州トリバンドラムの有名なビーチの写真(名前忘れた)。ただあまり観光らしいことはしなかった。印象的な経験と言えば、クラスメートの家に泊まったのだが、彼女のお母さんがガバメントスクールの先生(中学校1年生~2年生の英語のクラスを担当)ということで学校を訪問させてもらったこと。その訪問時にメモしたものを箇条書きだがブログにも以下に載せておく。


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・長崎・広島の原爆投下については、インドでは小学生でも知っている。原爆の日(8月6日と9日)には反戦のパレードがインドの学校で行われることもあるくらい。
・インドのガバメントスクール(日本でいう公立校)では学費・制服は無料。昼食も無料だが、家からお弁当を持参してもOK(朝食を無料で提供している学校もある)。School Tripだけは有料。
・ガバメントスクールだと1クラスの生徒数が40~60人くらいなので一人ひとりの生徒を先生がフォローしきれない。その点私立だと1クラス20~35人くらいなので、生徒の理解度が高いと言われる。親なら皆自分の子供を私立に入れたいと思っている(私立でも学費の安いところは多くある)
・インドの学校と言っても州や公立/私立で教育制度が随分異なる。もちろん教科書も異なる。また私立学校も競争が激しくなってきているので、各学校も独自の特色を出そう動きがある。
・(訪問した学校では)小学校1年生から英語を、小学校5年生からヒンディーを習い始める。(ケララでは母語がマリアラム語の人が多い。)
・インド人の学生は早ければ高校生くらいから携帯を所持し始めるが、一般的には大学生からがほとんど。小中学生で携帯を持っているというのは見たことがない。
・訪問したクラスの女子生徒(14歳)が既に婚約をしていた(親に決められた)。3年後に結婚することになっていると。ただしこの年齢ではインドでも珍しいほうだと。
・ガバメントスクールの先生の給与はとても低いと言っていた。40代後半のベテランの先生でも2万5,000ルピーだと。その給与にはすごく不満、低すぎると言っていた。
・小学校高学年の英語の教科書に日本の「窓ぎわのトットちゃん」のストーリーが載っていた!
・クラスメートのお母さん(中学校の先生)が「最近学校の仕事が忙しくて。働き過ぎだと思うわ。残業もしている。」と言うので詳しく聞いてみたら、「通常業務時間は朝8時半から午後3時半まで。少し買い物しても4時には家に帰れるわ。でも最近は残業していて午後5時まで働いているの。本当に疲れるわ。」と言っていて驚いた。(←日本で小中学校の先生をしている友人に教えたら、驚愕されそう…。)

続きは、次回更新予定。次は写真中心で更新するつもり。



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日本人の友人がインドに遊びに来てくれたので、一緒にバンガロールから電車で3時間の場所にあるマイソールに行きましたよっと。マイソールの詳しい説明などはこちらのwikiから。

マイソールまでの交通手段は電車とバスがあるけれど、今回は電車にすることに。インドのバスだと、結構酔いやすい&渋滞に巻き込まれる可能性も結構あったので(電車は意外と時間に正確。特に出発時間。到着時間は30分~1時間くらいはよく遅れる)。電車のチケットは窓口または公式Webサイト上で予約が必要。ただしWeb上では、インドで発行されたクレジットカード及びデビットカードの登録が必要で、海外で発行されたカードには対応していない。そこで大学の近くにある地元の旅行代理店でチケットを入手。チケット本体はBバンガロールから行きが170ルピー、帰りが280ルピーでした(シートのクラスは一緒。ただ電車自体の料金が異なるため)。旅行代理店に支払った手数料がたった20ルピーで、商売成り立つのかな?と人ごとながら心配になった…。

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電車の中こんな感じ。天井の近くにある台のようなものはベッド。夜になるとここに人が寝る(私達の時には昼間の電車だったので、寝る必要はなかった)。奥の窓に挟まれて見えているのは、コンセント。でも壊れていて使えないことが多い&他の乗客に使われていることが多いので、充電はしていったほうが吉。電車から眺める景色が意外と壮大でよかった(←写真撮り忘れ)。

今回は滞在日数が実質1日。1日目はバンガロール15時発・マイソール着18時だったので、到着してからすぐにホテル探しをして(オートリキシャのおじさんに、予算伝えていくつか回ってもらった)、その後は夜のMysore Palace(Maharaja's Palace)を見学に。日曜日と祝日しかライトアップはしないとWebに載っていたのだけれど、平日のこの日の夜でも何故か点灯していた。ラッキー。でも理由を聞いておけばよかったな。

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↑ライトアップもショーに合わせて色とりどりに変化。

夜はレストランで食事。Parklane Hotel内のレストラン。Lonely Planetなどに載っていて有名ということもあって9割以上が外国人旅行者(特に白人さんがめちゃくちゃ多い!)だった。インドの民族楽器の生演奏を聞きながら、御飯が食べられるのが良かったかな。食事の味はまあまあだった(←ここも写真撮り忘れ)。

翌日は朝からChamundi Hillとそこにある有名なTempleを見学に。前日のオートリキシャのお時間が良い人だったので携帯の番号聞いて翌日にホテルまで迎えに来てもらった。片道30~40分くらいかけて、丘の上にあるその有名なヒンドゥー教徒のお寺に到着。が、すでにインドのお寺はかなり沢山見てきているので写真も撮らず…。さくっと見学をおえて丘を下り、Jaganmohan Palaceという美術館やSt. Philomena's Churchという教会、Devaraja Marketと呼ばれる沢山の露店の集まった市場などへ。市場はバンガロールでも見られるのだけれど、比較的規模が大きかったと地元の市場を見るのがそもそも好きということもあって個人的にはここが一番良かったな(以下写真多め)。

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2日目はMysore Palaceの建物の内部を見学。しかしここは撮影禁止だった。宮殿の内部はヨーロピアン調な内装・彫刻・絵画・調度品など(しかしヒンドゥーっぽい思想も反映された)が印象的で意外と良かった。

総評としては、マイソール旅行は満足感はまあまあ高かった!(←あまり期待して行かなかったというのはあるかもしれないが。)バンガロールは観光するような場所がほとんどないので、バンガロールに仕事や観光で来ることがあれば是非マイソールまで行ってみてほしい。


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